「ワイドストライクゾーン」(wide strike zone)。 主審が投手の絶妙なコーナーワークに幻惑され、ストライクゾーンを広く認める時に使う表現だ。 これを打者に代入するとどうか。 中日ドラゴンズの李炳圭(イ・ビョンギュ、33)のように頭の中に広いストライクゾーンを描き、攻撃的に打っていくケースになるだろう。
李炳圭がワイドストライクゾーンを活用しながらセリーグ開幕後9試合連続ヒットを記録している。 特に、6-8日に名古屋ドームで行われた横浜との3連戦では毎試合マルチヒットをマークした。 現在まで36打数14安打、打率3割8分9厘で打撃部門3位タイ。