金建希（キム・ゴンヒ）夫人が６日（現地時間）午後、インドネシアのバイオ企業「バイオファーマ」とインドネシア各地域の生活文化を一度に楽しめる民族公園「タマン・ミニ・インドネシア・インダー」を訪問したとイ・ドウン大統領室報道官が明らかにした。

この日、インドネシアの大統領配偶者イリアナ・ジョコ・ウィドド夫人の招待でＡＳＥＡＮ首脳会議の配偶者プログラムに参加した金夫人は民俗公園でインドネシア伝統芸術・武芸公演を観覧した。また、インドネシア各地の中小企業・小商工人が製作した伝統工芸、芸術品、ファッション小物などを見て回った後、インドネシアの伝統料理で午餐会を開いた。

金夫人は様々な文化・芸術プログラムを準備したイリアナ夫人に感謝を伝える一方、フィリピン大統領配偶者のマルコス夫人、マレーシア首相配偶者のワンアジザ夫人などとともにＫ－ＰＯＰ、Ｋビューティーなど韓国文化に関して意見を交わした。大統領室が公開した写真によると、金夫人はマルコス夫人と民俗公園から電動観覧車で移動しながら「自撮り」も一緒に撮影するなど親交を深めた。

昨年７月のジョコ・ウィドド大統領夫妻の公式訪韓に続き、Ｇ２０首脳会議、Ｇ７首脳会議で金夫人と縁があるイリアナ夫人は特別に金夫人と伴侶犬セロムが描かれた肖像画を記念プレゼントとして渡した。

金夫人は同日午後にはインドネシアのバイオ企業「バイオファーマ」を訪問した。同社は、韓国に本部を置く国際ワクチン研究所（ＩＶＩ）と腸チフスワクチンの開発および普及に向けて協力している。金夫人は今年３月、ＩＶＩ韓国後援会名誉会長に任命された。

金夫人は「感染症と疾病から人類を守り、世界的な保健の正義を実現するためには世界的な連帯と協力が欠かせない」とし「韓国とインドネシアが経済協力から一歩進んでＩＶＩ加盟国としてともに力を合わせて国際保健に貢献している」と述べた。

同時に「韓国政府とＩＶＩ韓国後援会が持続的に関心を持っている。ＩＶＩとバイオファーマの国際ワクチン研究の協力モデルを基盤に、全世界の人々が疾病から安全になるように取り組んでほしい」と呼びかけた。