最近、企画予算部に恥ずかしい報告書が提出された。過去5年間に国家人権委に提出された陳情事件とある障害者団体が相談した計1800件の議事例を分析した結果だという。差別の実態があまりにも野蛮的であり、本当に大韓民国で起こった事例なのかと思うほどだ。
報告書を見ると韓国で障害者が勉強を通じて自立基盤を修めることは夢のまた夢だ。ある私立小学校校長は、片方の手足が動かないが、英語が得意なA君に「われらは優秀な児童だけ受け入れる」と入学を断った。中学生B君は体育の時間のたびに鍵を掛けられた教室に放置され、トイレにも行けなかった。ある教授は障害者の学生に「単位はあげるから授業に来るな」と言った。地方自治体であるC市は「障害児童は発育が正常ではないので一般児童より少なく食べてもいい」と、給食費予算を半分に削減する非常識さを見せた。