現代自動車、北京第1工場の稼動中断検討…販売不振で構造調整
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.07 07:37
現代自動車が6日に明らかにしたところによると、現代自動車の中国合弁法人である北京現代自動車は北京第1工場稼動を中断する案を綿密に検討している。中国で車があまりにも売れないためだ。北京、常州、重慶、四川など中国内6カ所の工場で現代自動車は年間181万台の車両を生産できる設備を備えている。だが昨年現代自動車が販売した自動車の台数は79万177台にすぎない。年平均稼動率では43.7%にすぎないという意味だ。
現代自動車の中国販売が急減したのは2017年3月に韓国政府が国内に高高度防衛ミサイル(THAAD)システムを配備してからだ。その後2年間にわたり現代自動車は中国市場での販売不振を免れなかった。実際に2013年の103万808台に比べ2017年と2018年の現代自動車の中国販売台数は70%水準にとどまった。中国で4位を占めた北京現代の乗用車販売順位も2018年には9位に下落した。この2年間「THAAD報復」を克服できずにいるのだ。