金正恩氏、習近平氏と4回目の首脳会談後に盛大な誕生日晩餐
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.09 07:10
金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長が自身の誕生日である8日に北京に到着し、習近平中国国家主席と4回目の首脳会談を行った。この日午後遅く人民大会堂で開かれた会談で両首脳は第2回米朝首脳会談の推進状況を共有し、これに備えた両国の協力を協議した。中朝関係に明るい複数の北京消息筋は今回の訪中が北朝鮮側の積極的な推進によって実現したものと伝えた。ある消息筋は「金正恩委員長の4回目の訪中は北朝鮮側の要請によって実現したもの」とし、「当初北朝鮮側から12月訪中への意向を中国に打診してきたが、経済工作会議など習近平主席の国内日程が忙しく、1月初めに越された」と説明した。
北京の他の消息筋は「李英浩(リ・ヨンホ)北朝鮮外相が12月海外訪問の途中で当初訪問予定に決まっていなかった北京に立ち寄り、習主席に会った」として「これを契機に金委員長の4回目の訪中をめぐる議論が始まったと理解している」と話した。金委員長は米朝首脳会談に先立ち、中朝友好と結束を固めることで北朝鮮の位置づけを強化しようとする意図で4回目の訪中に出たと見られる。習主席も金委員長を再び北京に呼び、韓半島(朝鮮半島)問題に対する中国の発言権と影響力を国際社会に再確認する成果を上げた。