【社説】労働運動の正常化なくして国家経済の回復は難しい=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.30 10:18
民主労総が来月1日のメーデーを控え国際労働機関(ILO)核心協約批准を圧迫するための「100万人労働者闘争」を宣言した。7月には公共部門の非正規職ストも予告した。来月には韓国労総所属の自動車労連と民労総所属の現代自動車労組、カード会社労組などが先を争ってストを問う組合員による投票を経てストに入る態勢だ。今年の春季賃金交渉(春闘)がいつになく厳しいと予想される理由だ。
もちろん労組が労働者の労働条件と処遇向上を図るのは当然のことだ。だがストで脅す労組の要求事項を見ると賃金団体交渉の範囲を超えた事項が少なくない。政府のILO核心協約批准問題や弾力労働制単位期間拡大などが代表的だ。政府が各経済主導者の利害を広く反映し経済全体を考えて慎重に決めなければならない事項だ。それでも民主労総は国会が弾力勤務制議論を始める場合には即時ストに突入すると脅している。経済全体ではなく自身の利害関係にだけ執着する利己的な態度だ。しかも民主労総は大統領をはじめとする社会各界の要請にもかかわらず、弾力労働制を議論する経済社会労働委員会に参加していない。対話は拒否しながら結果は自分たちの思い通りにしてほしいというのが「民主」を看板に掲げた労働団体の態度なのか問いたい。