韓経:「韓国、シンガポール協約加入せねば…北東アジア紛争調停ハブの機会」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.29 11:32
民間での紛争発生時に当事者間合意(調停)に法的強制性を付与しようという「シンガポール国際協約」に韓国が参加しなければならないという研究結果が出された。法務部が協約加入を検討するために依頼した研究報告書でだ。報告書はシンガポール協約を結ぶのにとどまるのではなく、国際商事紛争調停センターを設立して韓国が北東アジアの紛争調停のハブとして跳躍すべきという案まで提示した。
韓国経済新聞が28日に入手した法務部の「北東アジア紛争調停ハブ導入案」の研究報告書は、韓国が国際的な流れに足並みをそろえてシンガポール協約に加入するのが有利だと分析した。国際商取引で紛争が増えている上に中国と日本、ロシアなど周辺国でも紛争を調停で解決しようとする動きが大きくなっているという理由からだ。