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飛行機内で「日本海」と表示されるが…韓国政府が是正命令できない理由

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.22 16:13
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金浦(キンポ)空港と羽田空港を行き来する日本航空(JAL)JL092便。この航空機に最近乗ったKさん(42)は機内で座席の航空用個人モニター(Audio-Video On Demand)を操作して驚いた。航空機の現位置を表記する地図が「日本海(SEA OF JAPAN)」上空と案内したからだ。

英語の代わりにドイツ語にモニターの言語設定を変えたが、ドイツ語でも「日本海(JAPANISCHES MEER)」と表記された。日本語と中国語に設定しても「日本海」という表現は同じだった。

 
ところが言語を韓国語に設定すると「東海(トンヘ)」と表示される。Kさんは「ほかの言語では『日本海』と表記しながら、韓国人が主に設定する韓国語だけ『東海』という表記法を使うモニターに欺かれた感じがした」と語った。

仁川(インチョン)国際空港・金浦(キンポ)空港など韓国国内の空港を利用する一部の外国系航空会社が航空機で東海を日本海と表記している。国土交通部が2016年12月、国内で86社の外国系航空会社を対象に調査した結果によると、11.6%(10社)が東海を日本海と表記したり、または東海と日本海を併記していた。

一方、日本海という名称を使用せず「東海」とのみ表記する外国系航空会社は1社もなかった(0%)。

ほとんどの航空会社(88.4%)は東海と日本海を共に表記していない。アジア系の1社は「もともと航空用個人モニターに東海の英語名称を『日本海』と表記していたが、本社が韓国と日本の敏感な関係を考慮し、2017年から両方とも表記しない方針を立てた」と説明した

国土交通部は「2016年に非公式的に外国系航空会社に東海の表記方式を問い合わせた結果を収集した数値であり、現在の表記方式はやや異なるかもしれない」と説明した。その後、特に東海の表記方法を変更していないというのが複数の航空会社側の説明だ。

外国系航空会社が航空機モニター上に「東海」より「日本海」という表現を相対的によく使用するのは、世界3大機内用エンターテインメント供給会社が航空会社に納品する地図の基本値(default value)を「日本海」に設定しているからだ。

これら企業はひとまず東海を「日本海」と表記した地図をエアバスやボーイングなど航空機製作企業に納品する。通常、航空機製作企業から航空機の引き渡しを受けた航空会社は政策に基づいて補完・改善を要求できるが、この過程で日本海のように誤って表記された名称はソフトウェアアップデート方式で修正することができる。実際、韓国9社の航空会社が利用している航空機はすべてこうした方式で日本海でなく東海という表現を使用する。

機内用エンターテインメント供給会社が「日本海」を基本値に使用するのは、世界地図を作成する際に国際水路機関(IHO)の情報を借用するからだ。IHOの1929年の「大洋と海の境界」初版を世界海洋地名の国際標準としている。問題は当時が日帝強占期だったという点だ。結局、韓国を占領していた1929年に日本がIHOに東海を日本海として提出した事件が、現在「日本海」を主に表記する原因ということだ。

結局、現在の状況ではIHO上の公式海洋地名を東海に変更すれば、韓国政府が航空会社に「日本海」表記の変更を要求しやすくなる。国土部・海洋水産部を代表して関連業務を担当するキム・ジヨン外交部領土海洋課長は「1991年からIHOに東海水域の国際標準名を『東海(日本海)』と併記する案を推進中」とし「2017年のIHO総会で韓国の立場を明らかにした後、全世界を相手に名称を併記するよう説得している」と説明した。

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    飛行機内で「日本海」と表示されるが…韓国政府が是正命令できない理由

    2019.08.22 16:13
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    (上の写真)日本航空の個人用航空モニター。言語を「英語」に変更すれば「日本海(SEA OF JAPAN)」に表記が変わる。(中央、下の写真)日本航空(JAL)航空用個人モニター。言語を「韓国語」に設定すれば「東海」だが、日本語や中国語に設定すると「日本海」と表記される。 ムン・ヒチョル記者
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