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【時視各角】韓国特使団が話すべきこと、話してはならないこと(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.05 13:09
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最初から計画された北朝鮮のストーリーだろうか。今でも分からない。だが、それは別に重要でない。今の結果が重要だ。

中国の著名な歴史学者の沈志華は『最後の「天朝」――毛沢東・金日成時代の中国と北朝鮮 』で「金日成(キム・イルソン)はソ連と中国の対立と競争に食い込んで漁夫の利で最大限の利益を手に得た」とした。1961年7月、わずか5日間でロシア、中国を行き来しながら両国と軍事同盟を結んだことをいう。互いに戦う両大国を同時に自国の防壁の盾とした、外交的綱渡りの白眉だった。漁夫の利だけでないだろう。「雨が降らなければ君は喉が渇いて枯れるだろう」として貝に口を開けろと脅すコウノトリ、捕えられないために「私がこのままぎゅっと閉めていれば君こそ飢え死するだろう」と持ちこたえる貝、この争いに付け込んで漁夫が力を入れずに二つとも捕まえていく話だ。57年前、コウノトリと貝はソ連と中国、漁夫は金日成だった。そして今、その場には米国と中国、金正恩(キム・ジョンウン)の姿がちらつく。

 
きょう北朝鮮に行く特使団の肩は重い。米朝交渉の突破口を探ろうとするだろう。核心は小枝でない、具体的非核化の措置になるべきだ。ただし、攻撃的に北朝鮮を説得する一方で、守備的に米国に伝える必要がある。6カ月前にそうだったように「やはり北朝鮮は非核化をすることに決心した」か「終戦宣言をすれば核施設リストを公開すると明らかに約束した」という「不可逆的発言」は禁物だ。いつまでも「韓国は漁夫(金正恩)の味方」とレッテルを張られるかもしれない。韓米間亀裂を誘導する金正恩の策略でもある。米政府内の声がそれぞれで、「判断」は結局、米国の役割という点も念頭に置く必要がある。特使が話すべきこと、話してはならないことを肝に銘じて行ってきてほしい。

キム・ヒョンギ/ワシントン総局長


【時視各角】韓国特使団が話すべきこと、話してはならないこと(1)

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