３月からチェコ・プラハ空港で韓国人旅券所持者は対面審査なく電子パスポート専用ゲートを通じて入国できることになった。チェコ当局が欧州連合（ＥＵ）の加盟国ではない国を対象に自動入国審査を導入したのは韓国が初めてだ。

来月１日から仁川（インチョン）－プラハ区間の直航路線を通じてチェコに入国する韓国国籍の乗客を対象に自動入国審査（Ｅ－ｇａｔｅ）制度を公式に運営するとチェコ韓国大使館が２７日、明らかにした。

これに伴い、満１５歳以上の韓国人は事前登録をしなくても入国審査内の電子パスポート専用ゲート３台を通じて自動入国審査で入国できることになった。自動入国審査はパスポートのスキャンと顔認識、入国証印などの簡単な手続きからなる。

昨年、チェコを訪問した韓国人旅行客は４１万６０００人に達した。チェコを訪問した全体外国人のうちで８番目だ。駐チェコ韓国大使館のムン・スンヒョン大使は「今回の制度は両国関係がどれほど緊密なのか、チェコがどれほど韓国に友好的なのかを示す事例」とし「今後も両国が多様な分野で協力を持続するだろう」と述べた。