【コラム】優しい政権を越えて賢い政権に=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.27 10:35
優しい子と賢い子――。親は子供が何と言われることを願うだろうか。アンケート調査をしてみないと分からないが、子供の頃の経験では断然後者が圧倒的だった。背が低くて大抵教室の最前列の席に座っていたから黒板のすぐ近くの担任の先生の机で顔を寄せ合って交わされる保護者との学事面談の内容がしばしば耳に入って来た。勉強が普通の平凡な級友の母親には「とても優しくて真面目です」以外には思いつかなかったのかもしれない。勉強ができる何人かの子供の母親に会えば違った。「賢くて試験の点数も高いです」という称賛に母親がぱっと笑顔になった。
「優しい子」は大抵の小学校の教訓の常連文句である一番の品性なのに、お母さん方にはなぜ響かないのだろうか。「賢い」と言われなければどうしても満足できないのか。当時幼い子供には不思議だったが、学業競争が始まる中学校に進学すると疑問は解消された。学閥社会の非情な私教育競争を描いたドラマ『SKYキャッスル』が大ヒットしたのを見ても優しさより賢さを評価する世相は以前より顕著でこそあれ劣ることはないだろう。