韓国政府と与党「共に民主党」、青瓦台（チョンワデ、大統領府）は１日、所得主導成長と関連して苦痛を最小化する方向で補完策をまとめ経済政策のスピードを高めていくことで合意した。

民主党のホン・イクピョ首席報道官はこの日の会見を通じ、青瓦台迎賓館で行った全員会議でこのような結論を下したと明らかにした。

ホン首席報道官は「政府、与党、青瓦台は所得主導成長と革新成長、公正経済の３大経済政策軸は人の経済を作るためにわれわれが進まなければならない方向という点で認識が一致した。経済パラダイムを変える過程には時間が必要で苦痛が伴うという点をよくわかっている。３者は苦痛を最小化する補完策をまとめ所得主導成長と関連した経済政策の速度を高めていく予定だ」と話した。

ホン首席報道官はまた「通常国会で民生経済に活力を吹き込むための法案と予算、主要改革立法など国民が体感できる成果を出すために３者が緊密に協力することにした。３者は疎通と協力を超え、『責任共同体』という点も強調された」と明らかにした。

彼は会見後に記者らと会い、「李洛淵（イ・ナクヨン）首相は所得主導成長を持続するには長期的な目標とともに短期的な補完策がなければならないと話した。国民がわからない政策はないも同然との指摘がある。今後進められるすべての政策と立法に対する広報を強化していくことにした」と説明した。