韓国の未就業青年154万人で12年ぶり最多…就職放棄者58万人、求職青年の3倍
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.17 10:43
「自暴自棄」型の未就業青年が増えたことがわかった。初めての仕事を得るまでの期間もさらに長くなった。
統計庁が16日に発表した「2019年5月の経済活動人口調査青年層付加調査結果」によると、5月基準で卒業後に未就業状態である15~29歳の青年層は154万1000人となった。昨年より5万4000人増加した数値だ。2007年に関連統計の発表を始めてから最多だ。
このうち何の活動もしていない青年が21.6%だった。1年前より2.1ポイント増えた。余暇活動などで時間を過ごす青年まで合わせれば58万1000人(37.8%)で前年より約3万7000人増加した。「求職活動」をする青年20万人の3倍に迫る数値だ。これに対し求職活動をする青年の割合は13%で前年より2.4ポイント減った。高くなる就職の敷居のために仕事を探すよりは就職そのものをあきらめる青年が増えたと分析される。