【コラム】無実の人を罪に陥れる「最低賃金1万ウォン」、ごみ箱にぶち込め=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.20 09:35
経世済民の経典を勉強した人々は「阿鼻叫喚の状態」〔朴智元(パク・ジウォン)民主平和党議員〕がやってくるまでにすべき仕事があった。戦利品が必要な政治グループが乱暴な最低賃金引き上げという無理強いをしないように異議を唱えることだ。だが、いかなる努力の跡も見つけることができなかった。
韓国の最低賃金はすべての人々に同じ金額が適用される。他の国々は経済状態や使用者の支払い能力、勤労条件、生産性を勘案してさまざまな方式で差等をつけている。日本は地域別・業種別で適用が異なる。状態が良くなければ下げたりもする。米国・中国は地域別に差等をつけている。英国・フランス・ドイツ・オーストラリア・オランダは年齢別に適用している。