韓経:【社説】「雇用改善されている」という韓国政府、何を見ているのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.16 11:06
4月の雇用動向は雇用の量と質がいずれも悪化したことを示した。就業者数は前年同期比17万1000人増えるのにとどまった。1~4月の月平均就業者増加幅は17万6000人で前政権5年間の1~4月平均36万人の半分にもならない。失業率4.4%、失業者数124万5000人も4月基準で19年来の最悪水準だ。
雇用の質も悪化した。就業者は30代が9万人、40代が18万7000人減り、60歳以上の就業者は33万5000人増えた。業種別では製造業が5万2000人、卸・小売業が7万6000人減少したのに対し、税金を動員した短期雇用が大部分である保健業と社会福祉サービス業では12万7000人増加した。1週間当たり17時間未満の超短期労働者が36万2000人増え過去最多を記録したのに対し、週36時間以上の就業者は62万4000人減った。