韓経:IMF団長「最低賃金2年間で30%上がればどんな経済でも耐えられない」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.16 09:48
国際通貨基金(IMF)のタルハン・フェイジオール韓国ミッション団長が14日、韓国に対し「最低賃金が2年間に30%ほど引き上げられればどんな経済でも耐えられない」と苦言を呈した。彼は3年間IMFの韓国ミッション団を率いており、前日にIMFが出した「韓国政府との2019年年次協議報告書」を作成した実務責任者だ。
フェイジオール団長はこの日、米ワシントンDCにあるIMF事務室で韓国経済新聞記者と会い、「2018年の最低賃金を16.4%上げたのはともかく、その状況で2019年の最低賃金を10.9%も上げたのは行き過ぎだった」としてこのように明らかにした。引き続き「2年間の最低賃金累積引き上げ率が30%に迫った。その結果雇用が減少し(経済が)必要以上の衝撃を受けた」と指摘した。その上で「最低賃金引き上げ率を労働生産性上昇率以内に抑えなければならない」と助言した。