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大韓民国臨時政府100年記念館、無効訴訟に巻き込まれる

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.24 09:28
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来年に着工予定だった国立大韓民国臨時政府記念館が当選作無効訴訟に巻き込まれた。審査過程が拙速に進められたという理由からだ。2019年の大韓民国臨時政府樹立100周年を迎えて100年ぶりに建てられる抗日独立闘争烈士の家が「不公正審査」議論に包まれたのだ。

当選作はユソンエンジニアリング建築士事務所の「始まる場所、歴史を記憶する標的になる」という作品だ。建築設計公募展を主催した国家報勲処は5日に当選作を発表した。

 
16チームが公募展に参加し、このうちユソンエンジニアリングの案が95.66点で1等に当選した。2等の89.89点とも相当に開きのある点数だった。9人の審査委員のうち5人が最高点である「秀」を付けた結果だった。

だが公募展に参加した建築士事務所53427は「当選作との契約を取り消しせよ」として韓国政府を対象に臨時地位保全と契約締結履行禁止仮処分を申し立てた。公募展に参加した16チームのうち半分に当たる8チームが公募展を管理する調達庁を対象に当選作に指針違反事項がなかったか公募展関連資料の情報公開請求をした。

公募過程の問題点と事態の深刻性を認知した国立大韓民国臨時政府記念館建設委員会のイ・ジョンチャン委員長は24日に調達庁長と会い関連の立場を伝える計画だ。

臨時政府記念館は1919年の3・1独立宣言に続き中国・上海で樹立した大韓民国臨時政府を記念する空間だ。日帝に国を奪われた状況でも国民主権と民主共和制時代を宣布し大韓民国独立運動の基礎を固めた烈士を讃える家でもある。

ソウル・ヒョン底洞(ヒョンジョドン)の西大門(ソデムン)区議会跡地の敷地面積3656平方メートルに入る予定だった。総工事費は約356億ウォン(約35億円)、設計費は7億6000万ウォンだ。来年4月に着工式を開き、2021年に完工する目標だった。

◇「機会は平等でなかった」

公募展に参加した建築家は、当選者であるユソンエンジニアリングが事前の基本設計リサーチを遂行した業者ということを問題と指摘している。実際にユソンエンジニアリングは臨時政府記念館がどのような建物として建てられるべきかコンセプトを決め研究する業務を数カ月にわたり遂行した。調達庁が公募展に先立ち最低価入札で発注したリサーチ業務だった。

契約禁止仮処分を申し立てた建築士事務所53427のコ・ギウン所長は「ユソンエンジニアリングは主催側と数カ月間会議をしながらリサーチ業務を遂行する過程で、公募展に参加した他の業者よりはるかに多くの情報を持つことができた。その情報はすべて公開されていない状況であり、他の参加者は傾いた運動場で走る格好になった」と主張した。

実際に公募展に参加した16作品のうちユソンエンジニアリングだけ急な傾斜地を掘り起こし、西大門独立公園と同じ段差で建物をすぐにつながるようにする案を提出した。他の作品はすべて高い傾斜地の上に建物を配置した。臨時政府記念館建設委員会のある関係者は「公募展に先立ち事前リサーチチームと主催側が議論する過程で西大門独立公園とすぐつながるよう通路を設置しようという提案が数回出てきたが、現実的に難しいと判断され公募指針に傾斜地関連の内容を盛り込まなかった」と話した。

これに対し調達庁は「国家契約法に事前基本設計リサーチを遂行した業者は建築設計公募展に参加できないという規定はないだけに問題ない」という立場だ。

◇「過程は公正でなかった」

審査過程の問題点も提起された。ユソンエンジニアリングが主催側が数回強調した審査基準を違反したのに当選したという疑惑だ。例えば表現技法の問題だ。今回の審査時は過度な競争を防ぐとして「スケッチアッププログラム」を活用した単純な3次元イメージを提出することを指針で明らかにした。これと関連し公募展に参加した建築家が調達庁に何回も質問したが回答内容は同じだった。「スケッチアップを活用した鳥瞰図3カットのみ添付すること」。

ところがユソンエンジニアリングはイメージをさらに見栄え良く仕上げる「レンダリング技法」を使った案を提出した。コ・ギウン所長は「化粧をもっと濃くしたイメージを出したもので、普通の公募展なら失格処理しなければならなかった」と主張した。調達庁側は「審査委員が失格処理しなかったので問題ない。審査に影響を及ぼす重大な違反ではない」と反論した。

今回の公募展の審査委員長を務めた建築家のミン・ヒョンシク氏は、「本来主催側が本審査前に事前技術審査を開き、提出した案の失格要因や減点要因を整理して審査委員に伝達しなければならなかったがその過程がなかった。1日に16作品を評価しなければならない審査委員に欠格事由まで判断しろというのは無理」と話す。

◇「結果は正しくなかった」

議論が起きると臨時政府記念館建設委員会のイ・ジョンチャン委員長は11日、調達庁に「当選業者といかなる行政手続きも進めないこと」を勧告した。だが調達庁は13日に契約を強行した。

臨時政府記念館建設委員会の建築諮問を務めるイ・ミンア委員は、「100年ぶりに作る歴史的で重要な国家的施設がこうした怪しい公募過程を経たこと自体が嘆かわしい」と話した。これと関連しユソンエンジニアリングに数回連絡したが連絡がつかなかった。

調達庁が主管する公募方式が抱える問題が炸裂したというのが建築業界の大半の意見だ。調達庁は1年間に120人の審査委員名簿を持って設計公募展を進める。無作為選出であってもこの審査委員名簿を丸ごと管理するというのが業界の慣行だ。その上審査委員が激しく討論を広げ良い案を選ぶ代わりに、審査表に点数を付けて提出する方式で審査が行われる。

今回の審査の場合、建設委員会側が選出した審査委員3人と調達庁が選んだ審査委員6人が審査に参加した。ユソンエンジニアリングに満点を与えた審査委員は全員が調達庁の審査委員名簿に属している。イ・ミンア委員は「創作物を物品調達するように票で決めて調達するという発想自体をもう変えなければならない」と話した。

ミン・ヒョンシク氏は「臨時政府記念館は調達庁が主管して公募展を進めてはならない家だった。調達庁の審査が公正でないため今後調達庁の公募展をボイコットしようというキャンペーンを建築家らとともに展開する計画」と話した。

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    臨時政府記念館設計公募当選作(写真=国家報勲処提供)
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