韓経:「日本の不動産買おう」…韓国人投資家の問い合わせ増える
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.11 10:27
日本の不動産を買う韓国の資産家が増えている。
海外不動産投資諮問会社のグローバルPMCは先月日本で2件の売買取引を成功させた。個人投資家のAさんは東京都港区にあるあるマンションのペントハウスを約13億円で買った。また別の投資家のBさんは東京にある新築マンション5戸を約2億円で買った。2004年に設立された中小型ビル資産管理専門企業のグローバルPMCは新韓銀行やハナ銀行などと海外不動産投資諮問サービス業務協約を結び海外不動産投資諮問サービスをしている。この会社は昨年12月に東京都中央区にある約13億円の中小型ビルの売買取引も仲介している。同社のキム・ヨンナム代表は「譲渡所得税重課などで韓国の不動産投資の魅力が大きく落ちた。資産家がポートフォリオ分散などの次元から海外不動産投資に高い関心を見せている」と話した。
韓国経済TVが7~9日にソウルのCOEXで開いた「2019不動産エキスポ」でも海外不動産投資館が最も大きな人気を呼んだ。グローバルPMC関係者は「博覧会期間に40件ほどの相談が行われた。資産家は主に日本、米国、オーストラリア、カナダなど先進国の不動産投資に関心を見せた」と話した。大阪にある不動産投資諮問会社の清陽通商の栗本唯代表は「昨年までは中国人が主に日本の不動産に投資したが、今年に入り韓国人の問い合わせが急に増えている。人口減少が売買価格の変数として作用する可能性があるだけにキャピタルゲインよりも5%前後の安定した利回りを目標に投資するのが望ましい」と話した。