【コラム】「青瓦台をどこと思っているのか」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.14 11:30
4年前の2015年10月。朴槿恵(パク・クネ)大統領が歴史教科書国定化を推進すると、野党の新政治民主連合(民主党の前身)は国会の日程を全面的にボイコットしながら反発した。政局を正常化するため新政治民主連合は朴槿恵に文在寅(ムン・ジェイン)党代表(当時)との2者会談を提案した。しかし青瓦台(チョンワデ、大統領府)は「大統領と与野党代表、与野党院内代表まで含めて5者会談をしよう」と固執した。
新政治民主連合の当時の李鍾杰(イ・ジョンゴル)院内代表は青瓦台の意中が気になった。参謀陣を招集し、「朴大統領が文在寅代表に会えば十分だが、なぜ私にまで会おうとするのか」と尋ねた。朴洙賢(パク・スヒョン)院内報道官が答えた。「3年前に朴大統領のことを『この女』と言ったことに対し、青瓦台に呼んで報復するようだ」。李鍾杰はハッとした。「どうするべきか」。朴洙賢は答えた。「クールに謝罪しましょう。すべて振り払っていくのが答えです」。