文大統領「力による平和は韓国の安保戦略…平和自ずと与えられるものではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.14 17:10
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は14日「力による平和は韓国政府が追求する揺るぎのない安保戦略」としながら「強い軍、強い国防力が伴われてこそ平和へ向かうわれわれの道は止まらないだろう」と述べた。
文大統領はこの日、慶南巨済(キョンナム・コジェ)大宇(デウ)造船海洋所玉浦(オクポ)造船所で開かれた島山安昌浩(トサン・アン・チャンホ)」(KSS-III)の進水式に参加して「海で誰も狙うことのできない鉄桶のような安保と強い力で韓半島(朝鮮半島)平和の軸を立てていかなければならない」と明らかにした。韓国で独自に設計して建造した「島山安昌浩」は海軍に初めて導入される中型級(3000トン級)潜水艦だ。
文大統領は祝辞で「私は、第3回南北首脳会談のために来週平壌(平壌)へ行く。韓国は韓半島(朝鮮半島)の非核化と恒久的平和体制の構築に向けた偉大な旅程を始め、大胆な想像力で新しい道を作り出している」として「しかし、平和は決して自ずと与えられるものではない。われわれ自らが作って守らなければならない」と強調した。文大統領は「島山安昌浩先生も『われわれが信じて望むところはただ、われわれの力』と主張した」と話した。