ソウル大教授「所得主導成長、韓国経済危機の本質でない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.12 16:01
李俊求(イ・ジュング)ソウル大名誉教授が12日、最近の経済状況について「危機の本質は韓国経済の根本的な脆弱性であり、決して所得主導成長政策ではない」と主張した。李教授は「所得主導成長政策に対する魔女狩りは政府・与党を追い込むのに効果的な手段になるかもしれないが、危機の本質的な解決には全く役に立たない」と断言した。
李教授はこの日、自身が運営するホームページに「所得主導成長政策は決して経済危機の本質ではない」と題した文章を掲載、「文在寅(ムン・ジェイン)政権の所得主導成長政策が悪の枢軸(axis of evil)のように罵倒されている。すべての危機の原因があたかも所得主導成長政策にあるように批判されている」とし、このように強調した。