【時論】ポーランド潜水艦入札の失敗、韓国防衛産業の反面教師に(1)
ポーランド政府が3000トン級潜水艦3隻を導入する次世代潜水艦事業者にスウェーデンのサーブ(SAAB)を選定した。初期建造費だけで最大4兆ウォン(約4360億円)、保守・修理・運用(MRO)を含めると最大8兆ウォンもなる大型プロジェクトだ。韓国企業は苦杯をなめた。今回の入札で大韓民国は受注を逃したものの善戦したのか、それとも大型事故の前には29の小さな事故があるという「ハインリッヒの法則」が適用された反面教師の事例なのか。
韓国側は発表の直前までフランスとドイツをライバルと考えていた。スウェーデンは眼中にもなかった。ポーランドと接するバルト海は平均水深50メートル前後の浅い海だ。韓国側が提示した3600トン級潜水艦よりスウェーデンの2000トン級潜水艦が適していたが、こうしたポーランドの要求を十分に把握できなかった。最終意思決定の時期も知らなかった。ポーランドは欧州連合(EU)の防衛産業購買基金(SAFE)を活用しなかった。ポーランドの選択は欧州と仕組んだものでもなかった。