インターネットポータルサイトの社会的責任を強化する必要がある。 ネイバーやダウムなどのポータルサイトは情報伝達と世論形成の主要軸に浮上した。 満6歳以上の人口の76%にあたる3482万人がインターネットを利用し、うち97%以上がポータルサイトを利用しているからだ。
しかし今回の牛海綿状脳症(BSE)事態から分かるように、ポータルは健全な世論形成の場ではなく、非理性的な流言飛語をろ過なく拡散させる役割をしている。 「米国人はオーストラリア産牛肉だけを食べている」「BSEは水や空気を通じても伝染する」などの怪談が急速に広まったのはポータルのためだ。 怪談は一部の成人だけでなく、判断能力が相対的に落ちる青少年に不安と恐怖を与えている。 幼い学生が「私はまだ15年しか生きていない」と書いたカードを持って‘ろうそく集会’に参加するほどだ。