<三星疑惑捜査発表>「金勇?弁護士の陳述、信憑性に欠ける」
今回の特検捜査で金勇澈(キム・ヨンチョル)弁護士が暴露したいわゆる「検事への餅代受け渡し」疑惑は取調べが終結した。その理由は、具体的な証拠がなく、金弁護士の陳述にも食い違いがあるからだ。
金弁護士は三星(サムスン)グループが検察の主要幹部数十人に毎年、韓国固有の節句と夏期休暇の際に数百万~数千万ウォン(数十万~数百万円)のわいろを定期的に提供していたという疑惑を提起した。金弁護士は自分の主張が正しいことを証明するために次々とロビーの対象になった検察の幹部5人の実名を公開した。林采珍(イム・チェジン)検察総長と李貴男(イ・クィナム)大邱(テグ)高等検察庁長、また李鐘伯(イ・ジョンバク)前国家清廉委員長は林総長の人事聴聞会の前日である昨年11月12日、李鍾燦(イ・ジョンチャン)民政首席と金成浩(キム・ソンホ)国情院長(当時候補)は3月5日の記者会見の際に言及した。金弁護士は国税庁・金融監督院・公正取引委などには「0」がもう1けた多くつく巨額のロビーを定期的に提供していたという発言もした。