李明博大統領が、就任後初めての外国訪問の旅に出て、東アジアはいよいよ外交の春を迎える。李大統領は、19日にはキャンプ・デービッドでブッシュ大統領との首脳会談に臨み、21日は東京で福田首相と会談する。この何年間か、韓米日の三カ国関係は、必ずしも緊密とは言えなかった。福田政権と李政権の誕生によって、ひさびさに韓米日3カ国関係を本来あるべき姿に戻す機会がめぐってきたといえよう。李大統領が重視する「実利」の面からいっても、また民主主義という政治体制を共有するという意味でも、そしてアメリカの同盟国であるという戦略面からいっても、韓米日の3カ国が密接な協調体制を築くことの意味は強調してもしすぎることはない。