清麹醤(チョングクチャン)と納豆。韓国と日本の代表的な豆発酵食品だ。
先祖がいつから清麹醤を食べ始めたのかは明らかでない。 高句麗(コグリョ)の領土だった満州地方の騎馬民族が鞍の下にゆでた豆を入れていたのが‘元祖’清麹醤という話が伝えられている。 馬の体温でゆでた豆が自然発酵し、清麹醤になったということだ。 また、清の国から伝わったため清国醤(チョングクチャン)だという説と、戦国醤(戦時中に簡単に作って食べる醤)に由来するという説がある。
納豆の起源も明確でない。 聖徳太子の時代(6世紀)からという説と、源義家(八幡太郎)の時代(11世紀)からという説がある。 納豆という名称は、僧侶の副食として納品されたという意味だ。