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北、‘情勢変化’理由に開城植樹行事キャンセル

2008.04.03 16:18
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金文洙(キム・ムンス)京畿道(キョンギド)知事が開城(ケソン)を訪問して10日に実施する予定だった植樹行事に関連し、北朝鮮側が2日、「情勢が変わっている」という理由で中止の立場を韓国側の民間団体に伝えた。

北朝鮮軍部が先週、韓国政府の対北朝鮮政策を問題視し、韓国側当局者の北朝鮮訪問を禁止すると公言して以来、実際に北朝鮮訪問行事が中止になったのは今回が初めて。

 
京畿道庁の委託を受け、植樹行事を北朝鮮側と協議してきた「民族助け合い運動」の関係者は、「実務陣が、開城で金文洙知事と京畿道庁関係者が参加する植樹行事を開城開豊(ケプン)郡で開く案を議論したが、北朝鮮側が突然、難色を示した」と話した。

この関係者は「行事の取り消しを断定しなかったが、『情勢が変化しており、状況が良くない』と伝えてきた」と伝えた。

京畿道と「民族助け合い運動」は昨年9月、開城で植樹行事を開くことで北朝鮮側と合意し、3月初め、金文洙知事を含む約200人の北朝鮮訪問予定者の名簿を北朝鮮側に伝えていた。

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