北朝鮮が27日、開城(ケソン)工業団地の事務所に常駐していた韓国政府当局者全員を追放したのに続き、28日午前には西海(ソヘ、黄海)で短距離ミサイル数発を発射した。外交・国防の全方位から圧迫を加える一連の行為には、新政権の政策や核問題をめぐる米国の対応などに不満を示し、事態の打開を図る狙いがあるとみられる。
軍当局者は「北朝鮮が28日午前10時30分ごろ、平安南道甑山郡(ピョンアンナムド・ズンサングン)沖から北東方向に、3回にかけて対艦ミサイル『スティックス』(射程46キロ・メートル)3~4発を発射した」とし「艦艇から発射されたミサイルは46キロ・メートルほど飛行した後、北朝鮮の海上(北方限界線から北方100キロ・メートルの海域)に着弾した」と説明した。甑山郡は、西海の北方限界線(NLL)から北方100キロ・メートルのところに位置する。