【社説】インフレ心理、競争促進と規制緩和で抑えよう
今は高い物価上昇率よりインフレ期待心理の方が大きな脅威だ。韓国銀行は上半期には物価が上がるが下半期には首をもたげるものという上高下低の予測を出した。しかしインフレ期待心理がそのまま膨らめば、すべてのものが水泡に帰す。漠然と物価がずっと上がると考えること自体がインフレを刺激するからだ。代表的な現象が品物を買い占めるとか売ろうとしないことだ。昨日、政府が鉄筋をその注意品目に指定した。すでに流通過程の不公正取引が物価上昇圧迫の要因として作用しはじめたものとみられる。
物価管理には無条件、価格を上げるインフレ期待心理を遮断するのが何より重要だ。それでも政府が価格統制のバットを振っては困る。人為的な価格統制は一時的な安定を持たらすかもしれないが、長期的には副作用の方がずっと大きい。二重価格と闇市場が形成され、いつかは押さえつけられた価格が急騰に変わるからだ。むしろ規制を無くし、競争を促進して物価上昇圧力を吸収するのが副作用を最小化しながらインフレ期待心理をおさえる近道だ。