「失われた10年は誤った評価」、柳佑益・次期大統領室長内定者
青瓦台(チョンワデ、大統領府)大統領室長に内定した柳佑益(ユ・ウイク)氏が、自身の政治的志向を示しはじめた。
同氏は16日に行われた政権引き継ぎ委員・青瓦台首席秘書官の共同ワークショップで、前政権を評価し、青瓦台の運営計画を説明した。柳氏は、前政権について「失われた10年というが、個人的に失ったとは思っていない。世界の歴史で前例を見ない、成功した産業化・民主化の過程で微弱かつ過度な部分、わい曲された部分を見直した期間だった」と評価した。また「これが、経済・社会の発展において、やや混乱したと思われたとしても、それなりに意味があるのではないかと思う」と述べた。