携帯大手3社が利益減少で困惑している。SKテレコムは31日、昨年の業績を「売上高11兆2859億ウォン(約1兆2700億円)、営業利益2兆1715億ウォン」と発表した。売上高は増えたものの、営業利益は16%減少した。
これに先立ち業績を発表したKTFとLGテレコムも「売上高の増加、利益減少」の枠組みから抜け出せなかった。問題は、こうした流れが改善される兆しが見えないとの点。KTFが昨年から、第3世代(3G)ブランド「ショー(SHOW)」のマーケティングに全力を尽くして以降、次世代3G市場の獲得を狙う競合が激化し、マーケティングコストが増加したためだ。