<環境キャンペーン>⑤誰もいない部屋なのに明るい?
石油資源のない韓国は国全体の電力生産量の60%を石油や石炭のような火力発電に依存している。しかし公共機関や一般家庭、民間企業などの節電努力はまだまだ不十分だ。原油価格が1バレル当たり100ドル近く高騰してもエネルギーの節約と環境保護の重要性についての認識が不足している。その一方で状況が似ている日本は「質素倹約」エネルギー節約運動に乗り出している。電力消費量と温室ガス排出量を減らし消費金額も節約し、環境も保護するためだ。日本は先進国の温室ガス義務縮小量を定めた京都議定書により2008年から2012年までに排出量を1990年より平均6%減らさなければならない。
◇財布の紐をきつく締める日本=24日午前11時日本。東京の中心部、霞ヶ関にある合同庁舎。外務省と厚生労働省を通って環境省を調査した。どの階からもエレベーターに乗るのが不便だ。出退勤時間と昼休みのような「ラッシュアワー」ではなければエレベーターが1階に1台のみ稼働するからだ。