7日に発生した京畿道利川(キョンギド・イチョン)冷凍倉庫大型火災で40人が現場で死亡、17人が大けがをした。コリアンドリームを夢見ながら働いていた13人の中国同胞、新婚3カ月の夫の犠牲など、心が痛むばかりだ。忘れればまた起こる安全不感症による事故は、韓国の持病ではないのかと自己恥辱感を覚えるほどだ。
今回の事故は人災だ。火事発生当時、現場で1度も警報音発令や避難を呼びかける放送がなかったという。スプリンクラーは爆発して無用の物となり、出入口は発火地点から100メートルほどしか離れておらず、建物外への脱出は構造的に不可能だった。建物自体も仕切りで6等分され、脱出口への接近が難しかったというのが警察の説明だ。このような構造の建物はどんな竣工検査を受けたのか疑問だ。