日本防衛省は18日未明、米国ハワイ沿岸で海上自衛隊のイージス駆逐艦であるこんごう艦(7250トン級)を動員し、海上配置型迎撃ミサイル(SM3)を利用した弾道ミサイル迎撃実験を行った。これは北朝鮮の弾道ミサイル打ち上げを想定したもので、米国以外の国家がSM3でミサイル迎撃実験をしたのは今回が初めてだ。最終的な結果は18日中に公式発表される予定だ。
この日の迎撃実験で仮想の敵役は米軍が担当した。米軍がハワイカウアイ島で中距離弾道ミサイルを発射し、これを日本のイージス艦こんごうが探知して数百キロ離れた太平洋海上でSM3を発射、迎撃する方法だった。迎撃地点は高度100キロ以上の大気圏外に設定された。