平壌南北国防相会談が昨日7項目の合意文を採択して終わった。南北経済協力のための軍事的保障措置を次期将軍級会談で署名し、6・25戦死者の遺体を共同で掘り起こすことにするなど意味ある内容が込められている。しかし核心争点である共同漁労水域設定には北朝鮮の無理な要求で合意に至ることができなかった。
北側は今回の会談で終始一貫、西海(黄海)北方境界線(NLL)の無力化に全力を傾けた。共同漁労水域ならNLLを中心に南北両側水域に設置するのが論理的に当然だ。しかし北側はこれをNLL南側にだけ設置しようと固執した。このような場合、こちら側で操業する北側漁船の出入り統制などをめぐり、NLLが実質的に無力化する可能性が濃厚になるからだ。