個人負債が国内総生産(GDP)の80%を超えた。22日、韓国銀行の国政監査資料によると個人の負債残額は(今年の6月末基準)699兆1000億ウォン(約87兆円)で、物価上昇率を考慮しない名目GDP871兆8000億ウォンの80.2%に達した。2004年末69.6%から昨年末79.1%に急騰したのに続き、80%台も超えたのだ。
個人負債が大きく増えたのは2003年以後、急増した住宅担保融資がその原因のひとつとなった。韓銀によると2003年末、152兆ウォンだった担保融資は今年の第2四半期に217兆ウォンから42%急増した。また政府規制で担保融資ができない人の信用融資が急増した上、証券市場が勢いづいたため、証券会社などからお金を借りて株式投資に出たことも個人負債増加をあおった。