李炳圭（イ・ビョンギュ、３３、中日）が日本プロ野球に進出した韓国選手として初めて満塁本塁打を放った。

李炳圭は４日、ナゴヤドームで行われた巨人との試合に６番中堅手として先発出場し、３－０とリードした５回裏、１死満塁で巨人先発投手高橋尚の２球目を引っぱって右フェンスを越す飛距離１２５メートルのグランドスラムを放った。

先月２８日の横浜戦で６号アーチを打ったのに続く今季第７号で、日本進出初の満塁本塁打だ。

李鍾範（イジョンボム、３７、起亜）も李承燁（イ・スンヨプ、３１、巨人）も満塁本塁打を打っていないことから李炳圭のアーチは日本に進出した韓国選手が打ったグランドスラム１号となる。

李承燁はこの日の試合で３打数１安打を記録したが、日本進出後、個人通算３００打点達成はならなかった。前日まで５９打点をあげた李承燁の日本進出後４年間の個人通算打点は２９９打点で止まっている。

中日は李炳圭の満塁本塁打など長短７安打を打って７－３と勝利。セントラルリーグ首位巨人とのゲーム差を１に減らした。