日本原発で初めて放射能漏れ…‘原発安全大国’に衝撃
16日発生した新潟県中越沖地震の影響で、原子力発電所から放射性物質が海に流出する事故が発生、‘原発安全管理大国’を誇る日本に衝撃を与えている。 日本で地震のため放射性物質が原発の外に漏れたのは今回が初めて。
読売新聞は17日、「放射性物質を含む冷却水が1.2トンも流出した」と報じた。 事故が発生した東京電力所有の柏崎刈羽発電所側は「漏出した冷却水は放射性含有量が基準値以下であり、環境に及ぼす影響はない」と主張している。 しかしまだ漏えいの原因も確認されていないうえ、耐震設計当時、今回の地震を起こした断層の存在さえも把握されていなかったことが明らかになり、波紋が広がっている。