第2次世界大戦当時、日本軍の従軍慰安婦強制動員に対して日本政府の公式是認と謝り、歴史的責任を要求し、日本の首相による謝罪を勧告する決議案が26日(現地時間)午後、米下院外交委員会で公式採択された。米下院外交委はこの日全体会議を開いて日系3世の民主党マイケル・ホンダ議員が発議した従軍慰安婦決議案(HR121号)にトム・ラントス外交委員長の意見が反映された修正決議案を上程、表決に入って賛成39、反対2票の圧倒的多数で通過、下院本会議に移った。
今回の決議案通過を主導したホンダ議員は決議案通過後「7月第2週、下院本会議に上程されるものと予想する」とし「外交委で、39対2で処理された事実から本会議でも通過される良い機会を迎えたと思っている」と強調した。全下院議員435人のうち3分の1を超える計149人が決議案を指示、共同発議者に署名した。下院外交委で慰安婦決議案が通過したのは昨年9月13日に続き、今回が2度目だ。