北朝鮮の外務省報道官は25日、「マカオのバンコ・デルタ・アジア(BDA)に凍結された資金がわれわれの要求通り送金された」とし「ようやくトラブルの多かった凍結資金問題が解決された」と述べた。 これで05年9月から北朝鮮核問題の障害となってきたBDA事態は完全に終了した。
外務省報道官は官営中央通信とのインタビューで、「われわれが凍結資金問題を重視したのは金額が大きかったからではなく、それが(米国の)われわれに対する敵視政策の集中的表現だったからだ」とし「凍結解除された資金は計画通り人民の生活向上と人道主義的な目的に使うことになっている」と強調した。