規模が約200億ドル(約2兆4000億円)以上にのぼるドバイの超大型開発事業を韓国の建設会社・ソンウォン建設が受注した。ソンウォン建設は21日午前、ソウル竜山区(ヨンサング)ハイアットホテルで事業の発注先、ドバイ・デイラ・インベストメント社と共同事業推進に向けた了解覚書き(MOU)を締結した。
ソンウォン建設とデイラ・インベストメント社は今年から2012年までの5年間、ドバイ・デイラ地区の旧都心およそ200万坪を再開発し、住居・商業・公共施設などが調和した新都市に変える予定だ。デイラ地区はドバイの官公署などが集まっている地域。ソンウォン建設は、韓国の建設大手からなるコンソーシアムを設け、企画・設計・施工・管理などすべての過程を主導する。