ソウル中浪(チュンラン)警察では最近こっけいな被害通報を受けた。10代の未成年者2人を性売買しようとしていた20代男性2人が「女子らが金だけ受け取って逃げた」というものだった。彼らは警察署で直接調査まで受け、被害者であることを主張した。しかし警察はこの“ずうずうしい”援助交際未遂犯を家に返すほかなかった。実際に性交渉をしなければ処罰することができない現行法規定があるからだ。
法の網の目を潜り抜けた青少年性売買未遂犯を処罰する法改正が推進される。国家青少年委員会チェ・ヨンヒ委員長は24日、ブリーフィングで「性売買のために青少年を誘引する行為を処罰する法案を作る」と明らかにした。いわゆる韓国版「グルーミング(Grooming)処罰法」である。