昨年、全国の住宅価格が11.6%上昇し、02年(16.4%)以降最高の上昇率となった。だが、これはソウル・仁川(インチョン)・京畿(キョンギ)など首都圏地域の住宅価格が急上昇したことによるもので、地方の住宅価格は小幅に上昇したり、むしろ下落した。
国民(ククミン)銀行が3日発表した「全国住宅価格の動向調査」によると、03年10月29日に導入された総合不動産税などを含む対策によって、04年に住宅価格は98年以降6年ぶりに下落した。しかし、05年再び上昇傾向に転じた住宅価格は昨年だけでも11.6%上昇した。これによって、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権(03年3~06年12月)に入ってだけでも全国の住宅価格は19.7%、ソウルは33.7%がそれぞれ上昇した。