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ギ・ソルマン氏「韓国で反米は日本の立場が強化されるだけ」

2007.01.02 12:12
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「韓国だけで統一を果たすことはできない。同時に韓国だけでは潜在的な中国の脅威を阻むことができない。したがって誰かと組まなければならないが、その対象は日本でなければ米国だ。こんな状況で韓国での反米はアジアで日本の立場ばかり強化させてしまうだろう」--。

 
フランスの世界的な文明批評家ギ・ソルマン氏は中央日報との新年インタビューで韓半島情勢の一端についてこのように分析した。

彼はまた「南北統一は、中国が北朝鮮を捨てた瞬間、急に訪れることもある」と見通した。北核解決のための6カ国協議に対しては当事国たちがみな現状態をある程度楽しんでいるため、大きな進展を期待しにくいと話した。

インタビューは昨年末、パリ近郊ブーローニュビヤンクールにある彼の自宅で行った。

--北朝鮮核問題が解決される兆しを見せていないが。

「北朝鮮とかかわるすべての問題の鍵を握っている中国が核問題を解決したい意思がない。これは北朝鮮の核問題が自国に有利に作用していると見ているためだ。北朝鮮の核問題がある限り、中国は外交問題において中心を占めることができる。中心にいるというのは名誉を重視する中国には重要で大きな課題だ。中国の政治体制が今年にも同じ状態であれば北朝鮮問題はあまり変わらないだろう。中国は現状態を好む。中国が同じ立場を固守すれば北朝鮮問題に変化はありえず、外交交渉が進んでは中断するような状況ばかり繰り返されるだろう」

--核実験を行った北朝鮮に対して中国は一体どう考えているのか。

「中国は確実に北朝鮮の核実験準備状況が分かっていた。そして中国は北朝鮮の核実験が小規模で行われる限り賛成したと思う。それに対して米国と日本が大きく抵抗しないと判断したからだ。したがってこの事態は外交ゲームに臨む国々の表と裏が違う微妙な観点で見なければならない。中国は核実験を行った北朝鮮を非難したが、これに対し、後に北朝鮮側に『それは我々がずっと交渉の中心にいるためのもの」と考えただろう」

--これ以上失うことがない北朝鮮の境遇を考えた場合、6カ国協議では根本的な解決策を見つけにくいのではないか。

「ここには各国の普遍化された偽善がいすわっている。現在の状態にとどまっていることが各国の利益に符合しているのだ。中国についてはすでに話した通りだが、日本は、北朝鮮の核武装を恐れながらも一方では北朝鮮の核事態により自国の核武装論を盛んにすることができるという点を狙っている。しかし日本は統一された強い韓半島を恐れている。したがって日本が今の北朝鮮事態に不満を持っているとは言いがたい。ただ表では不満が多いということを見せなくてはならないということだ。米国にとって今回のことは全外交政策の枠組みで見た場合、ささいなことともいえる」

--それなら米国にはどんな利益があるか。

「米国は日本がアジアで軍備を強化していくことを望み、日本がアジア安保を担うよう願っている。日本が韓国と台湾を保護することを願うのだ。北朝鮮の核事態が日本の立場を強化する追い風になるはずであり、これは米国が願っているという方向だ。米国はこの地域にこれ以上直・間接的に関与したがらない。北朝鮮核問題が日本にとって軍備を強化すれば米国は反対するわけがない。現状態が米国にとってもあまり悪くないという話だ。言い換えればこの問題はすべての当事国に少しずつ利益があるというわけだ。苦労をするのは北朝鮮住民たちだけだ」

--イギリスのエコノミスト誌は今年、北朝鮮体制が崩壊する可能性があり、その場合、金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が中国に亡命する可能性もあると見たが。

「20年前から毎年、北朝鮮体制は崩壊することもあり得るという報道はあった。私は10年ほど前、韓国のあるメディアに北朝鮮体制は非常に安定的だと言い切ったことがある。なぜならば中国の支援をもらうからだ。金日成(キム・イルソン)主席はソ連と中国、その中でもソ連から支援をたくさん受けた。金正日委員長は中国の支援をもらっているが、この体制は北朝鮮住民がたやすく反発できなくしている。保安が徹底的な北朝鮮社会で民衆一揆は期待できない。軍部は金正日の側近として体制に好意的だが、これは現体制が彼らに利益を与えるからだ。これなら変化は内部ではない外部から来るほか考えられない。来るとしたら中国から来るだろう」

--韓半島の統一可能性についてはどう見るか。

「統一に対しては2つの場合を考えることができる。思ったより長くかかることもあり得るし、急に訪れることもあり得るという話だ。ただ太陽政策の結果として統一は訪れないだろう。統一は中国が北朝鮮を忘れた瞬間にやってくる。中国が果たして北朝鮮を捨てることができるか。中国の体制がある日変わったら可能なことだ」

--日米同盟は最高の密月を謳歌する一方、韓米同盟はひしめいている。こんな要素が北東アジア情勢に及ぶ影響は。

「これはとても重要な問題。日米同盟は重要だ。米国、日本はどちらも予測が不可能な中国を潜在的な敵と考えている。軍事強国である中国は米国には不安の対象であり、日本にとってはさらにそうだが、それは中国の本意が見えないからだ。米国は中国の軍事強国化を阻むことができないし、米国が全世界のシステムを守ることができないということを分かっている。またアジアで米国の人気が落ち目であることも分かっている。韓国、インドネシア、イラクでの反米感情も認知している。米国は韓国と台湾の安定を日本が担当することを願っている。ますます台湾はアメリカよりは日本の保護領域内に入っている。日本では国際問題に、特にアジア問題に関与したいという意志が強くなっている。米国は敵対的な状況にこれ以上直面したがらないし、この地域における秩序維持を日本に「下請け」させたがっている」

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