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「渤海、中国史に編入」…日本にある渤海国石碑返還要求の動き

2006.05.29 10:57
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旧日本軍が日露戦争の戦利品として持って帰った渤海国の石碑を中国に返還しなければならないという主張が中国で起こっていると日本の朝日新聞が28日、報道した。

 
新聞は中国がこの石碑に関心を持つようになった背景には渤海国の以前のこの地域に存在した高句麗の歴史をめぐる韓中間の論争があると分析した。

問題の石碑は現在、日本の皇居に保管されている「鴻臚井碑(こうろせいひ)」だ。この石碑は1908年、日本の皇居の吹上御所に移された。日露戦争当時、中国遼寧省旅順市を占領した日本軍が戦利品として石碑と碑閣(亭子)をともに持って帰り天皇に捧げたものだ。日本防衛研究所図書館に所蔵されている「明治37、38年戦役戦利品寄贈書類」にこうした内容が書かれている。

この事実は99年、日本の渤海国史専攻学者によって学界に初めて知られた。中国学界はこの石碑が唐と渤海が君臣関係を結んだことを立証する決定的な遺物として高い関心を見せている。中国政府は2002年から「高句麗は中国の東北変更地域にあった1つの地方政権」という要旨の「東北工程」を国家的プロジェクトとして推進しているからだ。

中国歴史学会は最近1~2年の間に鴻臚井碑に大きな関心を傾けている。2004年には関連学者たちが中華社会文化発展基金とともに「唐鴻臚井碑研究会」を設立した。昨年8月には初めて中国、日本の学者たちを招待した学術シンポジウムを大連で開いた。中国政府は石碑返還に対する公式的立場を明らかにしていないが、民間では返還運動をしなければならないという声が上がっている。

3月、大連日報に掲載された鴻臚井碑に関する特集記事は「国宝の返還には団結が重要だ」と訴えた。この記事はまた鴻臚井碑と同じく日露戦争で日本に搬出された韓国の北関大捷碑が政府間交渉で昨年、韓国返還が実現したという消息も写真とともに紹介した。元々の所在地だった旅順ではこの石碑を返還された場合に備えた展示館建設計画が用意されていると伝えられた。

大連市諮問機構である政治交渉会議は今年の1月、この石碑に関する研究を促す提案をしている。日本の皇室の財産を管理する宮内庁は28日、朝日報道に対し「この石碑は日本の国有財産」とし「出入制限があって一般公開はしていない」と明らかにした。

99年、鴻臚井碑を紹介する論文を初めて発表した日本国学院大学栃木短期大学の酒寄雅志教授は「渤海という国ができた当時を考えるかけがえのない史料だ。皇居の奥深くしまい込んでおかないで、まずは開放・公開してほしい」と話している。

◆鴻臚井碑=713年、唐が渤海王を「渤海郡王」に冊封した事実を記録した石碑で、初め渤海領土(現中国遼寧省旅順市)に建てられていた。日露戦争で旅順を占領した日本軍によって日本に搬出され1908年、日本の皇居の庭園に置かれた。

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