小泉純一郎首相は25日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が特別談話を出したことについて「日韓友好を大前提に考え、冷静に対応していきたい」とし「未来志向的に考えるほうがいい」と述べた。
共同通信によると、小泉首相は首相官邸で記者らに会い、こうした認識を示した後、両国関係の悪化について「だからこそ首脳会談をやったほうがいい」とし「(いつでも行う)用意はある」と語った。こうしたコメントは「首脳会談の提案」というよりは、▽「シャトル首脳会談」の扉が開けられているとの原則論を示し▽両国関係が日々冷え込む責任が、首脳会談を拒む韓国側にあるとの点を示したものと考えられる。