李海チャン(イ・ヘチャン)国務総理は6日、総理室拡大幹部会議に出席し「韓国は現在、88年以降、最も安定した時期を迎えている」と話した。続いて「外交関係・南北(韓国・北朝鮮)問題も安定し、原油価格の上昇や為替レートの問題にもかかわらず輸出が増えつづけ、失業率が下落するなど経済も安定した構造へ進んでいる」とした。
李康珍(イ・ガンジン)公報首席は「88年以前は正統性のない政権で、その時点から国民の抑えられていた欲求が噴出しはじめた、との点から同時点を基準にしたようだ」と説明した。李総理は「第4四半期の成長率は5%台に見込まれ、来年の経済成長率も約5%に予測される」とし「こうした成長率は要素を投入し得られたものではなくシステムが安定した状態で、実際に景気が回復しつつあるもの」と付け加えた。