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市民団体、徳寿宮を損傷させた『プラハの恋人』告発へ

2005.12.06 17:13
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市民団体「文化遺産連帯」は6日、ドラマ『プラハの恋人』制作チームが同ドラマの撮影中に徳寿宮(トクスグン)の石垣を傷つけたことに関し、7日、民放SBSテレビ(ソウル放送、社長:安国正、61)を文化財保護法違反の疑いでソウル南部地検に告発する予定だと伝えた。

同団体が作成した告発状は「制作チームは事前に許可を得ることになっている関連規定を無視し、撮影を強行に踏み切って文化財を傷つけた。テレビ局が事後に復旧を約束したものの、司法的処罰は避けられない」としている。

 
先月20日、同制作チームは主人公キム・ジュヒョックがW主演の全度妍(チョン・ドヨン)にプロポーズするシーンを撮影するため、約100メートルにわたる徳寿宮の石垣に「愛している」という言葉を記した数百枚の紙を接着剤で貼りつけた。

撮影後、制作チームはドライバーなどで紙をはがしたが、その結果、石垣の数十カ所が破損した。徳寿宮管理事務所によると、破損した石垣は大韓帝国(1897~1910年)当時の原形を唯一維持している所。外壁を含む徳寿宮付近は、史跡第124号に指定された国家指定文化財。

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