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【噴水台】 爆弾酒

2005.07.21 21:01
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20日、高野紀元・前駐韓日本大使が韓国を離れた。 赴任から2年7カ月後だ。 今年2月「竹島(独島の日本名)は日本領土」と述べて、物議をかもした張本人である。 「韓日友情の年・韓日国交正常化40周年」は、同氏の言葉通り、一言で色あせた。 同氏が、在任時代に恐れていたものがある。 韓国人との夕食会だ。 もちろん会合自体が怖かったのではない。 会合に臨む度、同氏は「きょうも爆弾酒を飲むんだな」という不安感を振り切ることができなかったという。「国家機密」だとしていた同氏の爆弾酒の酒量は1杯とされる。 同氏としては、果てしなく回ってくる爆弾酒が、本物の爆弾よりもさらに怖かっただろう。

 
半面、李濱・駐韓中国大使はその反対の場合だ。 赴任から4年になったが、爆弾酒を遠慮したことがない。 同氏の爆弾酒の酒量は、同氏自身を含めて知っている人がいない。 記録は16杯だ。 酒席をともにした同僚が酔いつぶれたため、それ以上数えられなかったもようだ。 そんな大使が率いる中国大使館に最近、小規模な人事移動があった。 3月に赴任したスポークスマンが、4カ月ぶりに、新しい人物に入れ替えられた。 爆弾酒の酒量が一つの理由だった。 韓国人と頻繁に付き合わなければならないのが職責なのに、爆弾酒を飲めないようじゃ、という論理が大きく働いたという噂だ。

ビールとウイスキーをミックスして飲む爆弾酒は、ソウルの外交界で常に話題になる。ある外交官は、爆弾酒の威力が、ビールのグラスにウイスキーのグラスを投下し、短時間に酔いを高めることだけにあるのではない、と語る。 真の破壊力は、出席者全員が、返杯しながら例外なく飲まなければならないというところにある、と主張する。 酒量の大小は全く考慮されない。 皆の視線を全身に浴びながら、一気で飲みこまなければならない状況で、各個人の間の差は徹底的に度外視される。 爆弾酒の恐ろしさは、こうした韓国の平均主義にある、と同氏は語る。 「姻戚が土地を買えば、腹が痛む」ということわざも平均主義の所産だとこと。 話はあげくの果てに、韓国社会では平均よりできなければ「いじめ(韓国語ではワンタ)」られるが、平均より良くできるとさらに「いじめ」られる、との話にとつながる。

そのせいか、平均より多くの不動産を持っている者、平均を上回る利益を得た企業、平均以上の実力の学生を選ぶ学校--など平均を上回ることへの糾弾で、国が連日し騒がしい。 暑い。その偉大なる平均主義の実現のために、爆弾酒の杯でも傾けてみよう。

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