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【噴水台】少年団

2005.05.04 20:40
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北朝鮮少年団の象徴は赤いマフラーだ。 満7~13歳のそれらは、入団式で大きな声で宣誓する。 「共産主義建設の頼もしい『後備隊』として逞しく育つことを、少年団組織の前で堅く誓う」との内容だ。 北朝鮮テレビに出てくる少年団入団の場面は凄まじい感じがするくらいだ。 育ち盛りの年ごろに革命を叫ばなければならない少年たちの瞳がクローズアップされるとき、さらにそう思える。

少年団の歴史は長い。 1946年6月、正式に発足したから、還暦のごろになった。 だが、実際の起源は、ずっと前に遡らなければならない。 北朝鮮・金日成(キム・イルソン)が抗日遊撃隊として活動していたという1930年代から、要衝の白頭山密営(ぺクドゥサン・ミルヨン)には少年組織があったもようだ。

 
今回の対独戦勝60周年記念式典に、北朝鮮代表団の団長として出席する北朝鮮人民軍・次帥の李鐘山(リ・ジョンサン)もその中のひとりだ。 11歳のごろ、密営で金日成の副官を務めたとのこと。 遊撃隊員の食事の支度をしていた女の子たちは、後日、「作食隊員」と呼ばれ、革命の功績を認められた。 そして、それらは北朝鮮の「開国の功臣」になった。 また、革命1世代に分類され、それ以降の60年を権力の中心にいた。

少年団の伝説は、今でも続く。 350万人の莫大な組織に基づき「金正日(キム・ジョンイル)将軍様のための忠誠者・親孝行者」として育成されている。 北朝鮮で子どもは「王」とされている。 金日成は生前に「子どもが王ならば、それらが遊び、勉強する所は宮殿」だとし、あちこちに少年学生宮殿を建設させた。

ところが、現実はあまりにも異なる。 ご飯を食べ肉汁を飲む「地上楽園建設」の夢が崩れたのと同じく、北朝鮮子どもの生活も悲惨なものになった。 中国を放ろうする浮浪児「コッジェビ」だけではない。 ぼろよりもひどい服に、飢えて、お腹をつかんで倒れている子どもたち。 これらはいずれも、北朝鮮が壮語する強盛大国の赤いマフラーではない。

韓国政府も見かねて、北朝鮮の幼児・妊婦などぜい弱階層を支援するため5カ年計画を作った。 粉ミルクと給食を支援し、妊婦に鉄分カプセル・サプリメント(栄養剤)を提供するプロジェクトだ。 子どもの生存権さえ、外国の手を借りなければならない状況が、北朝鮮にやってきたのだ。

今後、北朝鮮当局者が急いで取りかかるべきものは、「薬山(ヤクサン)のツツジがきれいな寧辺(ニョンビョン)」(詩人・金素月氏の詩句から)に建てた核施設ではない。 子どもは、北朝鮮にとっても希望であり、未来だからだ。

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